Dropsの今

トラウトルアーDropsのブログをいつも見ていただいてありがとうございます。

シーズンを通じて

『 TROUT SYSTEM 』 Vol.Ⅱ yokaze氏をはじめとし、

『へっぽこトラウトマンの憂鬱』Hopper氏、(モニターorテスター)

自らテスターであることを公表することなく引き受けていただいているアングラーの方々、

私の地元アングラーの方々

にプライベートテストをしていただいてまいりました。

その釣りのスタイルは様々で、当然そのスタイルにあったお気に入りのルアーがあります。

川を前にして、それを結ばずにあえてDropsのプロトを結び、そしてDropsにあわせた釣りを展開する。

そして釣れても釣れなくても、自分のスタイルを差し引いて、なるべく客観的にDropsプロトを評価して報告する。

Dropsはお金をお支払いしていませんからテスターの方々は完全なボランティアです。

こんな面倒なことはありませんし、精神的にも大きな負担があります。

プロトタイプとはいっても、私が作ったというだけでなく、テスターの方々の地道な努力が反映されたものでもあります。

テスターの方々には本当に深く感謝いたします。

 

約5年前になりますが、

「遠くに投げて、着水してすぐに泳いでしっかり潜って、ヒラウチがしっかりできて、手元まで浮いてこなくて、丈夫で、安いルアーが欲しいなあ」

それは願望として思っていただけで、具体的なルアー像があったわけではありませんでした。

それでも手を付け始めてから現在まで、充分な時間とはいえないまでもルアーを作りながら川に向かい、自分なりに釣れると思えば調整を繰り返し、それをまた調整しては川に向かうということを延々と繰り返してきました。

この方法は人に使ってもらうルアーを作る上では本末転倒です。

最初から製作の力を全て釣りに注ぎ込み、アングラーとして確固たる考えが確立してはじめて人に使っていただきたいと思うルアーを提示するというのが本筋です。

単独の製作とテスト釣行の繰り返しであれば、何を目的とするかがブレやすい上に、常に失速の危険もあります。

それでも製作を継続してこれたのはテスターの方々にしっかり釣りのスタイルがあり、そのスタイルで培った経験を元にした意見を言っていただいたお陰です。

「だめなものはだめ。」

「気に入らないものは気に入らない。」

「いいところはいい。」

損得勘定抜きで引き受けていただいたからこそ信頼の上で直接言ってもらえます。

テスターの方々にはいろいろご苦労をかけてきてしまいましたが、今では自分がこういうルアーの製作手順を踏んできたことを間違っているとは思いませんし、むしろ正解だったと思います。

損得を考える人間はなかなか本音を言ってくれませんから。

 

Dropsは1番から3番までのプロトタイプを製作し、テスターの方々に評価いただきました。

1番 Dropsの個性は充分に感じられるものの、耐久性に問題あり。

2番 耐久性が向上したものの、Dropsの個性を強くした分、ルアーとしての基本性能が落ちた。

3番 現在もテスターの方々に評価いただいていますが現在のところ下記のようなご意見をいただいています。

・キャスト時の飛行距離・姿勢は実用に耐える。

・泳ぎだしが良好(さらに向上の余地があるか要検討)

・ヒラウチに個性がある。

・ただ曳きのアピールも高い。

・ルアーのコントロール性は実用に耐える。

・見た目が良くない。

・アイ調整不可能を可能とすべき。

勿論これが全てではなく、他にも改善を要す点がいくつか残されています。

しかし、今回の3番プロトについて複数のテスターから

「見た目を気にしないのであれば使ってみてくださいと言えるのでは」と言われ、

Dropsを作り始めて以来、こんなにうれしく思ったことはありませんでした。

しかしまだDropsは完成しているわけではありません。

私は3番でいただいたご意見を参考に、さらにいくつかを改善したいと思っています。

完成を目指して頑張りますのでこれからも宜しくお願いします。

 

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